「Krush.152」8.27(日)後楽園<インタビュー>壬生狼一輝「対抗戦の大将戦とKrushのメインイベントを任されて、KOで締めないと示しがつかない」
――日本vs韓国・対抗戦が近づいてきましたが、今回はどんなことを意識して練習していますか?
「最近フィジカル系のトレーニングを多めにやっていて、身体も大きくなってきました。今回はそこから身体を絞って試合をしようと思っています。パワー・倒す力はついたと思うし、今回は倒す試合を見せたいですね」
――今回はKOへのこだわりが強いようですね。
「前回の白幡(裕星)戦ではダウンを取ることができたんですけど、自分はK-1 GROUPに来て1回もKO勝ちがなくて。そろそろKO勝ちを見せないとやばいなと。今回は最低でもKO勝ちがテーマだと思っています」
――壬生狼選手自身もただ勝つだけではいけないという意識も強くなっていますか?
「もちろんです。お客さんは倒す試合を見たがっているし、それを楽しみにしていると思うので、その期待に応えたいです」
――対戦相手のパク・ヒョンウ選手の印象を聞かせてください。
「自分から前に出て攻めて、数が多い選手だと思います。ただパワーはそこまでないかなと思います。ヒョンウ選手は一緒に練習することがあるBELLWOOD FIGHT TEAMの内藤凌太さんとも試合をしていて、凌太さんがローキックでダウンをとって勝ってるんですよ。だから絶対に負けられないし、今回は倒して勝ちます」
――今回は対抗戦の大将戦=メインイベントを任された形です。どんな試合をしなければいけないと思っていますか?
「大将を任せられて、しかもKrushのメインなので、しっかりKOで締めないと示しがつかないです」
――対抗戦で日本チームとして強さを見せたいですか?
「見せたいです。全勝全KOでいきます!」
――今年は他団体から参戦してきた白幡選手を迎え撃ったり、日韓対抗戦に出場したり、今までにないシチュエーションの試合が続いています。これからの目標・展望を教えてください。
「ここで倒して勝てることを証明して、K-1のベルトに挑戦したいです。K-1も新体制になりましたけど、K-1チャンピオンになるという目標はぶれないです。その理由は3回やって3回負けている黒田斗真がそこにいるからです。僕は黒田選手から獲るベルトに価値があると思っています」
――プロ・アマ通して3回やって勝てなかった相手は今までいますか?
「いないですね。しかもプロで初めて負けた相手が黒田選手なんですよ。黒田選手に勝たない限り、格闘技人生終われないです」