「Krush.151」7.22(土)後楽園 強打vs曲者のスーパー・フェザー級戦!西元也史「俺の試合がメインくらいの気持ちでいる。俺の試合だけ期待してくれれば間違いない」vs髙橋直輝「3連勝の要因は毎朝『絶好調!』と言って起きること」
セミファイナルではスーパー・フェザー級で西元也史と髙橋直輝が激突。西元は昨年12月に中島千博が持つKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチで判定負けを喫したが、今年4月に中国で行われた「WLF武林風中日対抗戦」で勝利し再起に成功。髙橋は長らくフェザー級を主戦場にするも頭ひとつ抜けずに苦戦。昨年5月にスーパー・フェザー級に転向すると3連勝うち2KOと好調に波に乗った。
トリッキーな戦いが高く評価される髙橋は「毎朝『絶好調!』と言って起きるのが好調の要因」と会見でも曲者振りを惜しみなく披露。明日の試合も「おかしな動きでもそれが自然体。僕の動きでやっていく」と持ち味を存分に発揮する構えだ。
好調・髙橋と相対する西元は、今回が7カ月ぶりとなる国内での試合で「{西元はこのレベルじゃないな』と思わせる姿を見せる」と充実ぶりを感じさせるコメント。髙橋の独特かつトリッキーなスタイルにも「それに対して…と考えることが向こうの思うつぼ」と冷静に対処する構え。「明日は俺と髙橋選手の試合ではなく、俺の試合。俺の試合だけ期待してくれれば間違いないです」と大会の主役に躍り出る自信を見せた。
髙橋直輝
「明日は誰よりも楽しんで、楽しませて勝ちたいと思いますので応援よろしくお願いします。(対戦相手の印象は?)『西元君や!』みたいな感じですかね(笑)結構昔から違う団体の時も知っていて。昔から強いなと。こうやって二人向き合って試合をするなんて新鮮な気分になりますね。楽しみです。
(タイトルマッチに繋がる一戦だと思うが、どんな戦いを見せたい?)自分にしかできない戦い方というんですかね。おかしな動きをしていると思うんですけど、それが自然体なので、それがちょうどいいんかなと。こんな感じでやっていきます。(絶好調の理由は?)最近階級を上げてからなんですけど、毎朝『絶好調!』と言って起きるんです(笑)これは本当に。『今日の調子は?』という張り紙を貼っているんですよ。で『絶好調!』と言うんです。それが要因かもしれません。
(西元の強打をもらわずに防ぐ自信は)もらったらもらったでその時かな。自分なりにはガードとかは意識していきたいと思ってますけど、(西元が言った)動きに合わせたらというのと一緒で、僕は僕の動きをしないと負けちゃうので、僕はしっかり僕の動きでやっていこうかなと思います。(ファンへメッセージ)最近スプラトゥーンにハマっていて(ジャケットを指して)こんな感じなんですけど、会場も僕の色に塗り上げていこうかなと思います。好きな武器はパブロです」
西元也史
「明日は他の試合もたくさんあるんですけど、俺の試合がメインくらいの気持ちでいるので、俺の試合だけ期待してくれれば間違いないです。(対戦相手の印象は?)髙橋君が言った通りもあるんですけど、スーパー・フェザーに上げて調子もよくて、自信あるんやろなという感じですね。
(4月に中国遠征があったが、国内は昨年12月以来。国内のファンにどんな姿を見せたい?)現地まで来てくれる方はなかなか難しいところがあったので、自分が成長した姿ももちろんですし、やっぱり『西元このレベルじゃないな』と思わせる姿を見せつけたいと思います。(髙橋の「絶好調!」のようなルーティーンはある?)僕は起きてそんなことは言わないですけど。ちょっと何を言ってもこっちの変なルーティーンに負けちゃうので、僕は普通なので。何も言わないでおきます。
(トリッキーな動きにはどう考えている?)それに対して考えることが向こうの思うつぼなので、俺の試合をするだけですね。自分がやってきたことを信じて俺の試合をするだけです。俺と髙橋選手の試合というより、俺の試合です。(ファンへメッセージ)(髙橋のコメントを聞いて)上手いこと言ってるつもりかもしれないけど誰一人笑っていなかったので。とりあえず明日は何回も言いますけど俺の試合なので。楽しみにしていてください」