「K-1 WORLD GP」6.3(土)横浜<インタビュー>ムスタファ・ハイダ「小さい頃からK-1王者になることが夢だった。この年齢でそのチャンスが巡ってきたことが本当にうれしい」
――今回がK-1初参戦となります。格闘技を始めたきっかけを教えてください。
「17歳の時に友だちにキックボクシングのジムに連れていかれたんだ。最初は好きじゃなかったんだけど、ジムに連れていかれてくうちにだんだんと好きになっていったよ。アマチュア時代はほとんど負けなしで、2008年からプロとして試合をするようになって、ISKA世界ライト・ミドル級(72.5kg)王座、WAKO-PROインターコンチネンタルミドル級(72kg)王座を獲得しているよ」
――ハイダ選手はONE Championshipにも参戦していたり、アンディ・サワーにも勝利していますよね。
「アンディと戦うことは自分の目標であり、彼に勝てたことは夢のようだったよ。アンディに勝てたことは自信になったし、あの勝利があったからこそ自分はファイターとして戦い続けることができている」
「パンチのコンビネーションとミドルキックだね。それが対戦相手に当たったら…相手は動けなくなるだろうね」
――ハイダ選手にとってK-1とはどんな存在ですか?
「小さい頃からK-1でチャンピオンになることが夢で、トーナメントのオファーをもらえて光栄だ。自分は若い選手ではないから、この年齢でそのチャンスが巡ってきたことが本当にうれしいよ」
「試合映像を見てもしっかり鍛え上げられている選手だと思う。ただ勝つ自信しかないね」
――MIKE JOE選手が過去にノーガードで打ち合っている映像は見たことがありますか?
「ああ、見たよ。僕のパンチを受けたら一発でKOされちゃうだろうね」
――トーナメントで他に意識している選手はいますか?
「今は一回戦のことしか考えていない。準決勝・決勝のことはその時に考えようと思う。一回戦を勝たないことには始まらないからね。それに1日3試合は準備も難しいから、しっかりやるべきことをやって試合に臨みたいと思う」
――先ほど「小さい頃からK-1でチャンピオンになることが夢だった」という言葉もありましたが、ハイダ選手はK-1のベルトにどんな想いがありますか?
「本当に僕はK-1の試合を小さい頃から見続けていて、K-1チャンピオンになりたいと思ってきた。その気持ちは今も変わらないし、今回のトーナメントで必ずK-1チャンピオンになるよ」