「Krush.149」5.20(土)後楽園 第2代Krushフライ級王座をかけて若きクラッシャーたちが激突！山脇飛翼「覚悟と背負っているものが違う」vs大鹿統毅「明日は僕の日」・大夢「人生をかけた戦いでベルトを獲る」vs長野翔「ベルトは自然と自分のものになる」
大注目の第2代Krushフライ級王座決定トーナメントに参戦する、山脇飛翼vs大鹿統毅・大夢vs長野翔の4選手が会見に出席した。フライ級は昨年新設されたK-1 GROUPで最も軽い階級で、初代王者・大久保琉唯のバンタム級転向により、今大会で新王者を決めるトーナメントが行われることになった。また出場選手は山脇＝21歳、大鹿＝18歳、大夢＝20歳、長野＝18歳と若い選手たちで“新時代到来”を予感させるトーナメントだ。
山脇は2019年、大鹿は2022年にK-1甲子園で優勝しており、この一戦はK-1甲子園王者対決。山脇は初代フライ級王座決定トーナメントに出場するはずだったが怪我で無念の欠場。その屈辱を晴らすべく、王座戴冠を目指す。対する大鹿は一番若い2005年生まれだが、既にプロで6戦のキャリアを積んでいる。昨年12月「Krush.144」でのKrushデビュー戦では、初代フライ級王座決定トーナメントにも出場した西林翔平も撃破し、6戦6勝無敗と勢いに乗る。
山脇は、大鹿に対して「今も声が震えているので、僕にビビっている」と印象を語り「後はやるだけなので、僕の覚悟と背負っているものの違いを見ていてください」コメント。対する大鹿は「明日は圧倒してチャンピオンになりたい」と意気込み。ベルト戴冠後には「世界に挑戦できるように頑張ります」とのビジョンも掲げた。
大夢は昨年の初代フライ級王座決定トーナメントの決勝で大久保に敗戦。あと一歩のところでベルトを逃し、人一倍悔しい想いをした。8勝(4KO) 2敗の戦績を誇り、K-1で活躍する斗麗が所属のWIZARDキックボクシングジムに在籍している。対する長野はK-1アマチュアで3度優勝の実績を上げ、昨年K-1 GROUPのリングでプロデビュー。ここまでデビュー以来3連勝のパーフェクトレコードでシルバーウルフ期待の新鋭だ。
対戦相手の印象、勝負飯などを聞かれても「あまり興味はない」「今回のトーナメントの敵は自分自身」などと一貫して試合への集中をうかがわせた大夢。最後には「死んでもベルトを獲ります。人生をかけた戦いをお見せします」と宣言した。
対する長野は、終始和やかな表情で質疑応答に応じた。その理由については「試合前日にそんな気合い入れなくてもいいかなと思って。あまり集中できないタイプなので、試合直前にスイッチ入れてやるので、普段からこんな感じ」と話す。リラックスした表情の中でも「明日は全部ひっくり返して、俺が優勝します」との覚悟をのぞかせていた。第2代Krushフライ級王座を戴冠をするのは誰か？
「もう何も言うことないので、明日は見ていてください。（今日対戦相手の計量で見た印象・フェイスオフで感じたことは？）今も声が震えているので、僕にビビっているんだと思います。（目の前のベルトを見て？）持って帰るとかじゃなくて、明日一番強いヤツが手に入れるだけです。（これからリカバリーをする上での勝負飯は？）毎試合作ってもらっている奥さんに作ってもらったおかゆを食べてリカバリーします。
（ベルトを獲った上でのその後の目標は）みんなKrushのベルトを獲って、K-1に出たいといいますが、僕はベルトを獲ってKrushで他のチャンピオンはライバルやと思っているので、僕がベルトを獲ってKrushを盛り上げていきたいです。（ファンへメッセージ）今日まで支えてくれた皆さんありがとうございます。後はやるだけなので、僕の覚悟と背負っているものの違いを見ていてください」
大鹿統毅
「明日は圧倒してチャンピオンになりたいと思います。（今日対戦相手の計量で見た印象・フェイスオフで感じたことは？）フェイスオフとかは何も感じなかったです。（目の前のベルトを見て？）早く持って帰りたいなと思います。（これからリカバリーをする上での勝負飯は？）ウナギですかね。（ベルトを獲った上でのその後の目標は）ベルトを獲って世界に挑戦できるように頑張ります。（ファンへメッセージ）明日は僕の日にします。応援よろしくお願いします」
「今日まで悔いのない準備をしてきました。明日はスポーツみたいな試合はしません。自分がやってきたことをすべて出したら、勝手にベルトが付いてくると思っています。期待してください。（今日対戦相手の計量で見た印象・フェイスオフで感じたことは？）今回のトーナメントの敵は自分自身やと思っています。（目の前のベルトを見て？）明日まで待っていろと。もうコロコロ持ち主が変わることはないので。押忍。
（笑顔の長野を見て）あまり興味はないです。（これからリカバリーをする上での勝負飯は？）ご飯どうこうより相手のことしか考えていないので興味ないです。（ベルトを獲った上でのその後の目標は）今回のベルトを獲って、他団体のフライ級のトップのヤツを倒して、僕がてっぺんを獲ります。（ファンへメッセージ）死んでもベルトを獲ります。人生をかけた戦いをお見せします」
長野翔
「明日は全部ひっくり返して、俺が優勝します。（今日対戦相手の計量で見た印象・フェイスオフで感じたことは？）いい目をしていました。（目の前のベルトを見て？）明日自然と自分のものになるのかなと思います。（3人の中で非常に笑顔だが？）試合前日にそんな気合い入れなくてもいいかなと思って。あまり集中できないタイプなので、試合直前にスイッチ入れてやるので、普段からこんな感じです。（これからリカバリーをする上での勝負飯は？）お寿司です。お寿司を食べだしてから負けていないです。（ベルトを獲った上でのその後の目標は）K-1にはまだフライ級の階級がないので、他団体のチャンピオンをぶっ倒していきたいです。（ファンへメッセージ）明日はしっかりベルトを獲って恩返しします」