「Krush.148」4.28(金)後楽園<公開練習>小嶋瑠久、亡き弟と家族の想いを背負って王座奪取を誓う!「僕がファイターとして輝くことは弟の夢でもあった。てっぺんを獲った姿を見せてやりたい」
試合当日まであと1週間という中、既に追い込みは昨日で終了させたという小嶋。「体がボロボロになるまで追い込めたので、今までの試合の中で一番いいコンディションというか、いい仕上がりに持ってこれましたね」と調整も上手くいったようで、公開練習でもシャドーボクシングを行ない、軽快な動きを披露してみせた。
また「弟の分も全力で生きなきゃいけないし、家族の光にならなきゃいけないなと凄く思って、毎日自分の舞台で輝くことが家族にとってもパワーになると思うので、俺はその光になりたいなという想いで頑張っていますね」と、辛い経験を乗り越えて、よりファイターとして強くなろという気持ちも強くなったという。
その理由として、一回戦を見ていて稲垣が一番ノッていると感じたというが、それ以外にも「稲垣選手とは何度か練習をしたことがあって、知らない仲じゃないので、そこでどっちが強いか決められるのはワクワクもあるし楽しみですね」と、決勝で戦いたい理由もあるようだ。
ただ、準決勝も決勝も「全員KO決着で、どんな試合でも諦めずにぶっ倒していきたいなというのがあります」と果敢にKOを狙っていくと宣言。「2試合を見てとかトータル的にとか余力を残すとか、そんなことは全く考えてなくて、本当に1試合ずつ大事にしっかり戦えるように準備をしています」と、一試合ずつ集中して相手を倒しにいく姿勢で、決勝トーナメントに挑む。
「今回はしっかり練習してきたし確実に勝ちに行くんで、必ず僕が決勝に上がるし、ベルトを獲るんで覚悟しとけよって感じです」と、悲願のKrush王座戴冠に向けて、力強い言葉を放っていた。