「Krush.143」11.26(土)後楽園 メインイベントは1年8カ月ぶりのリマッチ!鈴木勇人「圧倒的な勝ち方でリベンジしたい」vsヴィトー・トファネリ「前回と同じ結果ではつまらない。今回はTKOではなくてKOする」
メインイベント(第10試合)は鈴木勇人とヴィトー・トファネリによるKrushスーパー・ライト級ワンマッチ。当初は璃明武と永坂吏羅によるKrushスーパー・バンタム級タイトルマッチがメインイベントに予定されていたが、璃明武の負傷により大会を欠場。急きょ鈴木とトファネリの一戦がメインイベントに抜擢された。
鈴木は「大会全部を通してメインが締めないと行けない。責任感も生まれますしモチベーションも上がります」と降って沸いたチャンスに喜びの声。トファネリも「メインを背負って立つことで一つ目標を達成できる」と笑顔を見せた。
両者にとってこの一戦は約1年8カ月ぶりのリマッチ。両者は2021年3月の「K’FESTA.4 Day.1」で対戦し、トファネリが鈴木を3RTKOで下している。鈴木は当時を振り返り「あの時は自分の戦い方を分かっていなかった。今はどうすれば勝てる、負けるというのが分かる。圧倒的な勝ち方でリベンジしたい」と大きな成長をアピール。
迎え撃つ形となったトファネリは「前回と同じ結果はつまらない。今まで練習してきたものを全て出してKO勝ちする」とKOでの返り討ちに自信を見せた。
鈴木勇人
「調子はかなりいい感じです。明日急きょメインになったので、メインの仕事をしっかりしようと思います。(前戦からの1年8カ月でどのように変わった?)前回は自分の戦い方が分かってなかったです。ただ我武者羅にやっていたような、そんな感じだったので。今は強いところ弱いところが理論的に分かるようになったので、どうすれば勝てる、どうすれば負けるというのが分かるようになりました。それをしっかりミスしないように遂行すればおのずと勝利は近づいてくるのかなと思います。
(この試合の先に目指すものは?)K-1チャンピオンの大和(哲也)選手にもいつか挑戦したいと思っていますし、Krushチャンピオンの佐々木(大蔵)選手に関しては2回負けちゃってるので、これは絶対やり返さないと。チャンピオンベルトどうこうと言える立場ではないと思いますが、言ってしまえばこの試合を落としてしまっては先には続かないと思っているので、とにかくこの試合は何が何でも勝つこと、この試合に集中していますね。
(メインイベントに繰り上がったことをどう思うか)メインイベントになって注目度も上がりますし、大会を全部通してメインが締めないといけないと思っているので、そういう責任感も生まれますし、モチベーションが上がったりもします。どうせ試合をするなら誰でもメインを張りたいと思っているので、純粋に自分はモチベーションが上がりましたね。
(今まではイメチェンでヒゲを剃っていましたが、今回はどんな心境?)ツッコまれると思ってました(笑)。(ヒゲを伸ばしているのは)気分です。ずっとヒゲを生やしていなかったんですけど、収まりが悪かったんで。(験担ぎ?)本当に気分ですね。このヒゲでしっかり勝てるか確かめようと思っています。
(ファンへメッセージ)明日はメインなので、しっかり仕事をしようと思っています。それプラス、リベンジマッチでもあるので、圧倒的な勝ち方でリベンジしたいと思っています。楽しみにしていてください」
ヴィトー・トファネリ
「明日の試合はとてもいい試合にしたいと思います。そのためにもいろいろ練習してきました。今回のリマッチでもKOで勝利したいと思いますの。(一度勝利している相手との再戦だが?)リベンジ戦は前回の試合とも違う面があると思いますし、同じ展開・結果だったらつまらないと思います。今まで練習してきたものを全て出して、KO勝ちできるように練習してきたので、そこを見て欲しいです。
(この試合の先に目指すものは?)K-1のリングに立つことは長年の夢でもあったし、それが実現できたのはとてもうれしいです。今はもう一つの目標としてチャンピオンベルトを獲りたいということだけを考えています。今までK-1チャンピオンたちと戦ってきたので、チャンピオンベルトだけを考えて戦います。
(メインイベントに繰り上がったことをどう思うか)とてもうれしく思っています。自分がメインイベントを背負って立つことで目標をひとつ達成できる思い。そして勝つことによってもっと上を目指せると思っているので、とてもうれしいです。(ファンへメッセージ)きっと明日は楽しい、面白い試合にします。K-1で勝てばみなさんがK-1のファンになってくれると思いますので、期待していてください」